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うずらのシロ

うずら飼育に関する個人的なメモです。
2015/12/29にて、全羽お亡くなりとなりました。

飼育数

一羽~二羽が丁度良さそう。 多いと弱い個体がいじめられる。

臭い

鶏小屋の臭い。うずら自体の臭いはあまり無い。 糞がけっこう臭うので、室内飼いの場合は消臭剤かまめな掃除が必要。

鳴き声

「ピピッピピッ」とヒヨコのような声。 小さく始まり、徐々に大きくなるが、最大まで大きくなることはあまりない。 早朝や、危険が近い時などに鳴き、あまり不必要に大きくは鳴かない。 メスは基本的には静か。

「ピピッピピッ」→警告・危険が近い・催促
「ピョピョピョ」→調子が良い・安全
「ピヨーロロロ、ピョゥピョゥピョゥ」→卵を産んだ、または産む直前
「クルルルルルル」→警戒
「コンコンコン(壁をつつく)」→ご飯の催促
「ホゥ」→よくわからない。お前はフクロウか。
「ピョイピョイピョイピョイ!!!ピョーイピョーィピョーィョーィョーィ」→口を大きく開いた非常に強い威嚇(?)。通常の鳴き声とは逆で最大ボリュームから小さくなっていく。虐められている時の声の強化版かもしれない。
「ピャン!ピャン!」→くしゃみ。鼻がつまっているなど、良い状態ではない。
「ハァ」or「ホァ」→同上。鼻がつまっているなど、良い状態ではない。

ジャンプ

驚くと60cm以上はジャンプする。羽ばたくと、家の端から端までは難なく飛べる。 瞬間的に勢い良くジャンプするので、恐らく天井が硬いと死んでしまう。 前触れ無く飛ぶ時と、かなり大きめに鳴いてから何回か屈んで溜めてからの時がある。

シロの逃亡時は地上から2階の屋根を余裕で越えて遥か彼方へ飛んでいった。あまり飛べないというのは出鱈目。やはり渡り鳥であるだけのことはある。

ペースは1日1個。寒くなると全く産まなくなる。 柄は毎回違い、体調が悪くなるにしたがい減り、最後はブヨブヨした軟卵になる。 飼育1年半、外飼い室内飼いともまだ産んでいる。
2015/4/28 室内飼いだけになってしまったが、飼育2年半、まだ産んでいる。
→2015年冬までは産んでいた。

うずらフードとボレー粉。消費は結構早い。これで何年生きるかは不明。 野菜はキャベツや小松菜といった葉物が人気。人参やカボチャは不人気だが食べる。いずれも小さく刻んであげる必要がある。 ミルワームは自ら寄ってくるほど美味しいらしい。

耐寒

0℃でも耐える(外飼い)が、風避けの緩衝材を巻いたり、小さな隠れ家を置くなどの寒さ対策は必要だと感じる。
→0℃で耐えていたのは若さや寄り添う相手がいたからかもしれない。ペットうずらはひよこ電球などで通年温かい環境が良いと感じた。

砂浴び

一日に何回か砂浴びをする。温かい砂が好き。1cmくらい盛ってあげれば上手に浴びることができる。 居座るので砂場も糞だらけになる。容器は10cmくらい高さがあればあまり外には飛び散らないが、入り口は低くしてあげる必要がある。

虐め

弱い個体が虐められる。 虐めが酷いとあっという間に瀕死になるので、はげ始めたらすぐ隔離。 ほとぼりが冷めて小屋に戻すと、しばらくは仲良くしているが、結局また虐められる。

警戒する服

蛍光色、ハッとしたピンクなどは警戒する。柄の多い服もやめたほうが無難。ウィンドブレーカーのようなガサガサするものも羽音に聞こえるのか怪しむ。

警戒する音

自然界にあまり無い音。陶器や金属同士が当たるカチャカチャした音を出すと、何度も警戒を知らせる鳴き声を出す。仲間(飼い主)が見える場所にいれば鳴かない場合が多い。我が家のトメ(室内)は洗い物のガチャガチャ音が特に苦手だった。


■飼育したウズラたち

うずらたち

飼育時期

シロ(メス・外飼い):2012/9/17~2014/07/13 脱走
フク(メス・外飼い):2012/9/17~2014/09/04 風邪のような症状でお亡くなり
トメ(メス・室内飼い):2012/9/17~2015/12/29 お亡くなり。加齢・鼻づまり・寒さ・ストレスなど色々考えられる。

性格・仕草

シロ:食いしん坊。いつ見ても食べている。催促までする。羽が一番美しい。小屋掃除中に脱走し行方不明。
フク:臆病で割と無神経。藁に潜ってトンネルを作ったりする。ほふく前進をする。伸びる。
トメ:一番臆病。5cmくらいの小ジャンプでピョンピョン飛びまわる仕草をする。目がまん丸で可愛い。
※ホームセンターで見たうずらは、指を出すと都度攻撃してくるほど勇ましかった。


■飼育環境

うずら小屋

小屋

ジャンプ力が凄いので、天井は低く、あるいは届かないくらい高いと良さそう。
いずれにしても何かしらのクッションは必須。隠れ家を用意してあげると好んで隠れる。
我が家は室内用がW45xD45xH45cm(天井は緩衝材)、外飼い用がW90xD60xH120(30は足)cm。

敷材

うさぎ用の安価な牧草が使いやすく臭いづらいので良いと感じる。 あまり青々とした牧草だと、うずらと色合いが合わないので、枯れたような色の方が良さそう。 牧草にはロングとショートがあるようで、短いほうが掃除が楽で良い。 牧草は薄く敷き詰めるだけで良い。 消費量は45x45cmで100~200gとかそのくらい。 うずら自身は硬すぎなければ割と何でも良さそう。

砂浴び用の砂

ペット用に売っている砂が加熱殺菌された珪砂。 「珪砂」というだけなら、ホームセンターで10kg程度が安く買える。 一般の珪砂は粒の細かさで3号(粗)~8号(細)程度があるようで、ペット用は恐らく一番細かいやつ。 でも6号とかそのくらいでも普通に浴びているので、荒すぎなければ特に問題は無いと思う。

掃除

2週に1回。小さい小屋一つだけor夏場なら週1が良いと感じる。 所要時間は小屋2個で45~60分程度。小さい小屋だけなら10分とか。 砂浴び用の砂は毎回全交換するようにした。

置いてはいけないもの

爪などにからまる可能性があるもの。わが家はトメが設置物に爪をひっかけたままジャンプし、爪が剥げ流血した。


■人慣れ

膝乗りうずら

成鳥からでも、時間をかければある程度人慣れはする。 ただ人間が好きとかそういう訳ではないので、自分からは餌目当てなどでないと寄ってこない。 危険がなければ手の上で寝る程度にはなる。

慣れさせ方

人が安全なものだと認識させる。
1.同じ空間で生活する
2.手で好物(ミルワームの効果はすごい)をあげ続ける


■母性本能

卵を温めるうずら

※わが家の場合は全て無精卵


最終更新:2016/01/20