手塚治虫はすごい。
漫画家をやっていくうえで必要なものは才能。もちろんそれまで培ってきたものを総合したものだ。
そしてその才能を消費しながらやってくものだと思っている。
通常連載終了時の漫画家というのはその才能をかなり消費ていると俺は思う。
長期連載をしている漫画家というのは自分がやめたいと言ったところで簡単にやめさせてもらえるわけではない。
やはり長期連載ともなっているだけの人気が雑誌の発行部数と微妙に絡み合い
それが編集者を動かし作家さんに対し頭を下げさせてるのだと思う。もちろんそこには金のカステラも。
そうするとやはり作家さんは連載を続け、次にやろうとしてる話までをも盛り込んで
今連載しているものを続けなくてはならなくなる。
良い例としては鳥山明あたり。ドラゴンボールもフリーザが終わった辺りからおかしくなり始めているのがわかる。
もう設定の限界を超えてるのに人気が後押しして連載を止められなかった例だと俺は思う。
裏話でそこにつまれた連載継続料とでもいうのだろうかお金は5億とも聞きました。
もちろん話を作るのは原作付きでない限りは作家さんです。
話が作れなくなった時が漫画家人生の最後なら、漫画家の才能は話を作る能力だと俺は思う。
話を作る能力が才能だといえるなら手塚治虫はものすごい才能の持ち主ではなかったのだろうか?
違う話をあれだけたくさん書いて、それで死ぬ間際まで漫画と格闘しつづけられる姿勢。
俺には信じられない話です。
それだけ話を作れた原動力はやはりその頭の良さだったのだと俺は思います。
今は昔と違い漫画家人口が増えすぎてその競争率もすさまじいです。
仮にデビューできてもすぐに消えていく漫画家も少なくはないと思っています。
その原因にやはりアマチュア漫画家人口の数が関係してくると思います。
とりあえず俺も含め今の漫画家志望の人たちは早いデビューを一般的には望みます。
それが故にストーリーを作るのに集中し勉強を疎かにしがちだと俺は思ってます。
もちろん井の中の蛙的な考えですが、良い漫画を描きつづけたい、他より良い漫画を描きたいと
思うのであれば漫画を描くから勉強するってだけではなく勉強したから漫画を描くという作業も必要だと俺は思います。
後者の方が後々漫画を描くに当たっては楽だと思うけど今の人にそんなこと言っても無駄かな?俺含め。
ちなみにここで言う勉強は本読んだりする以外に「人生経験」も含みます。
あー、支離滅裂~?
日記
2時頃ビームに電話。ビームへの持ち込み初めてかと聞かれ初めてだと言ったらO村編集長が見てくれることになりました。
半ば望んでいたとはいえ俺の漫画を見るにはもったいなさすぎる方です。
うん、マジ険しい漫画道になりそうだ。金曜日の2時・・・・・・行ってきます。はぁ~~。
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