Caramelnet.com

5月28日(月):オヤジ天国

2001-05-28 00:00:05 日記

はい、すんません!300人は来ませんでしたよエキストラ。
どうやら今回の「出来ちゃった結婚」は明治生命の切られた方らしいです。
そんなわけで集合時間が7時50分とやたらと早いので6時出で行ってきました!
今回の集合場所は京急大師線の川崎駅の次の駅でした。
家からはどっちかというと近いし交通費も少しだろうけど出るっぽいのでまあ考え方によっちゃこっちで正解だったのでしょうか。
で、そんな川崎競馬場がある港町駅の改札を出ることに。
まだエキストラ全員を統括するマネージャーという人は来ていませんでした。
正直マネージャーさんがいないと誰が事務所の人間なのかわからないのですが、まあ小さな田舎の駅なのでいる人がそうだろうと思い一番若そうな人に声をかけてみる。これが間違いだった。
その人はお笑い芸人を目指す話を聞く限りではかなり有望な新人だ。
しかし参ったことに
 
 
 
俺と笑いのタイプが違う。
 
 
 
俺のトークは主に人の発言の穴をつっこんだり比喩を用いたネタがメインなのだがこの人は自分でとことん喋るタイプなんでどうにも話が合わないです。というか合わせようとしてませんでした。さすがボケというかボケにもなってないしさ。
で、1回声をかけてしまって話し始めたらもううかつに離れることは出来ません。
まるでイベントで嫌いなサークルさん(いないけど)が隣に来てしまって逃げるに逃げられない状況といったところでしょうか?とにかく逃げられないのです。
まあそんな俺の心情を察知したのかむこうもほとんど無視っぽかったので良かったといえば良かったです。
 
そんなわけでしばらく待っているとマネージャーに続き次々とエキストラらしき人がやってきました。
いつもエキストラには可愛い女の子がついてきます。
まあ2回目のムコ殿の時は総会屋ということもあって女の子はいなかったけどほとんどの場合はいます。といってもまだ4回目。
電車が来て扉が開きそこから多いとは言えない数の人が降りこちらにやってきます。
俺は目を見開き階段の方に目をやる。ここから人が下りてくるのだ。
「さあ今回はどんな女の子が勢ぞろいなのかな?」 俺の胸は膨らむ。
そしてついにその電車を降りた集団が階段から姿を現した!!
 
 
 
 
 
オッサン(笑)
 
 
 
オッサン(苦)
 
 
 
オッサン(怒)
 
 
 
オッサン(泣)
 
 
 
 
オッサン(切)
 
 
 
 
 
 
 
みるみるうちに形成されていくオッサンワンダーランド。
考えてみれば一昨日の確認電話で「競馬場の客」と聞いてました。
競馬場に可愛い女の子など居てもおかしくはないけれど絵としてはおかしいです。
妙に納得してしまったまま過半数がオッサンで占領されてしまう。
女の子もいるにはいたんですけど、その・・・なんていうか・・・・・・
 
 
 
超微妙~
 
 
 
ストライクなのかボールなのかハッキリしろと言いたいのを我慢してしぶしぶ競馬場に向かうことに。
 
競馬場に着くとそこにはロケバス一台にその他ワゴンとワンボックス(車はわからん)らしき車が止まってました。
ほとんどオッサンのエキストラの皆さんはその駐車場の隅っこの方で待たされることに。
しばらく待っているとロケバスからなにやら最悪に臭い浮浪者の格好なのだが微妙に衣装とわかってしまう綺麗なボロボロの服を着た人がのそのそと出てきました。
やはり暇を持て余しているのだろう。エキストラの人は色々話し始める。
 
 
 
「あれ誰だろー?」
 
 
「役者じゃないの?」
 
 
「すんごい格好だよね」
 
 
 
完璧に浮浪者に扮した彼。
あまりに完璧すぎ、自分の正体がバレないのが我慢できなかったのだろうか。
階段で出番を待っているエキストラに彼は痺れを切らしたのかこう言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
浮浪者「どうもー、ユースケです」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
かなりさみしかったんだね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなわけです。
収録内容はオッサン達が競馬場の客。
俺ら若者その他はサッカー観戦客の約です。
階段前で待つ若者その他のエキストラ。
集まったオッサン達はもうすでに収録が始まってるみたいです。
競馬をやったことのある人もいるでしょうけどそうでない人がほとんどでしょう。
見た感じだとヨボヨボのおじいさん1歩手前みたいな人も混じってました。
なにやら声が聞こえてきます・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
元気すぎだよオッサン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう聞いただけで迫力負けです。(-_-;)
あんなに声だせないよと思いながら自分らの出番になったので移動する。
コロコロとゴムまりのように転がる愉快な監督さんの指導を受ける。
そして本番。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺の負け
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
場の雰囲気というのは恐ろしいものです。
そして妙な格好その2のユースケを囲んだ収録も終了。
 
0105_10ユースケ?
 
今回俺は50人ぐらい集まったサッカー観戦者のうちのわずか5人という熱狂的NGEのファンという貴重な約だったので、顔にペイントをし専用のシャツを着てました。
他のエキストラの人たちが帰ってしまった後、メイクをした俺含め5人はそれを落とすためにやってもらった時と同じロケバス内で落としてもらう。
そして終わったのでロケバスの外に。
スタッフの人に借りたシャツを着替えてから渡し、他の人のメイク落としが終わるのを待つ。
 
ロケバスというと芸能人が乗っていると思いがちですが実際はワゴンとかそっちの方に乗ってる事が多いらしいです。
今まで見てきた中でロケバスに乗ってた人は一人もいません。
あのTOKIOの長瀬智也ですら普通のワンボックスで登場でした。
 
ユースケはその人気もあって多忙な人でしょう。
すでにロケバス周りには見当たらないのでもう帰ってしまったと思い俺も帰り支度をしてました。
なにやら行きに入ってきた競馬場入口の隅っのベンチに一人取り残されたむなしい若者がいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ユースケじゃん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつもそうなのだがけっこう芸能人というのは無防備です。
いつどこに来るのかすらわかってしまえば手を出すのも容易なことでしょう。
正直その時ユースケは完璧に無防備でした。
 
 
 
「ああ、握手したい」
 
 
「サイン欲しい」
 
 
「写真撮りたい」
 
 
 
誰もが発する欲求です。
あれだけ無防備なのだからそれ以上の考えが浮かんでもおかしくありませんでした。
「それならサインもらっちゃえばいいじゃん」とかという声が聞こえてきそうですが、事務所に所属し仕事をもらっている関係上それはしてはならないこと。
事務所に迷惑がかかり後に仕事がもらえなくなることもあると登録した時の注意事項でおどされました。
さすがに俺もそればかりは嫌です。
このHPの為、一時のネタの為に仕事を1つ失うなど馬鹿な考えです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でもやっぱり・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
約束事はやぶるためにあるんだよね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さあ皆さん、大変長らくお待たせいたしました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ユースケサンタマリアさんの登場です!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0105_11
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0105_120105_13
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・すんません、これが限界だったんです。
やっぱこのサイトの管理者としてキーホルダーサイズデジカメの「cheez babe」を買うべきでしょうか?
10万画素で6千円は高いよ。
 
 
ちなみにユースケ、超いい人ですよ!!
 
 
普通しないのにエキストラの人達に「よろしくおねがいしまーす」と挨拶したり、帰り際に俺らが挨拶したらきちんと「お疲れさまでーす」って言ったり。
俺の中でかなりポイントアップでしたよ!
礼儀には礼儀で返すと言う前に自分から礼儀を心得ているのがいいですよ~(ToT)
 
ちなみに写真はマネージャーとかいない時にファインダー覗かないで撮りました。
 
 
 
 
 
 
 
絶対に言わないでね(笑)
 
 
 
 
 
 
 

▷コメントを書く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • カテゴリー

  • アーカイブ