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6月17日(日):終了

2001-06-17 00:00:49 日記

今日は父の日だ。
でも親不孝な三浦君はエキストラでバイトさ。
 
そんなわけで降り立ったのは恵比寿の駅。
相変わらず交通費がバカにならず往復で最低1520円もかかってしまっている。
撮影場所は恵比寿駅から徒歩10分ほどの場所にある厚生病院とかいう病院での撮影だ。
俺という人間は内臓などに関してはすこぶる健康なので病院のお世話になったことと言うのがあまり無い。
風邪をひいて近所の10人で部屋が満室になる小さい病院に行くぐらいだが最近はそれも無い。
だから俺は病院と言われている所で一体何が起こっているのかは見当がつかないのだ。
エロゲー誌TECHGIANをけっこう前まで購読していた俺の病院の印象といえば
 
 
 
 
病院 → 入院 → 看護婦 → エロ
 
 
 
 
 
そんな明らかにおかしいワクワクドキドキな印象を持っていた俺。
周りの人たちと話しながらスタッフが来るのを待つことにした。
 
最初俺が来た時は30分も早かったせいか誰もおらず、おばあさんがたった1人ベンチで日向ぼっこをしている最中だった。
 
 
 
 
エキストラだった。
 
 
 
 
しばらく駅で買ったトッポをポリポリとかじりながら本を読む俺。
天気が良いせいもあっておじいさんが散歩をしている。
 
 
 
 
 
エキストラだった。
 
 
 
 
 
ようやくエキストラらしい若者が来て楽しくしゃべってました。
ここは恵比寿。先日の代官山と同じで、渋谷の隣にも関わらず落ち着いた町だ。
ファッションセンスの少しあるであろうおばさんが歩いているではないか。
 
 
 
 
 
 
 
エキストラだった。
 
 
 
 
 
 
 
おじさんおばさんの集う中なんとも変なパーマがかった頭のオッサンが来るではないか!
 
 
 
 
 
 
 
 
マネージャーだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
20歳前後の若者は俺とその話してた人(男)のみで若い女の子が一人もいないという俺にとって生命の危機である状況が作り出されてしまった。
だがそこに華々しい21歳の若い乙女が姿を現した!
 
 
 
 
 
って竹内結子じゃん。
 
 
 
 
 
正直思う。ドラマ「ムコ殿」の役者さんは皆光ってますよ。オーラむんむんです。
いや、マジ篠原涼子とは違う清純なオーラが出てましたよ。可愛いっ!
 
そして20代3人と中高年のエキストラ軍団(約10名)は病院内へ。
広い・・・・・・ここはホテルか?と勘違いしそうなロビーだ。
入口に入ってすぐに見えたのはエスカレーター。
今の都会の病院ってこんなの付いてるのね。
そしてトイレに行って戻ってくるとマネージャーと他のエキストラの人が消えてしまってたのでその場でソファーに腰をかけることにした。
正直立っていても良かった。行きの電車でイスが硬くて痛かったのでこれ以上痛いのは嫌だった。でも座る俺。
 
 
 
 
 
沈む
 
 
 
 
 
沈む
 
 
 
 
 
 
今俺はこれまでの人生で一番沈む
 
 
 
ソファーに腰をかけている!(←田舎者)
 
 
 
 
 
そしてエレベーター上からマネージャーが現れてしまったので人生初の沈むソファータイム終了のお時間となってしまった。
 
ムコ殿の収録というのはラブレボリューションなんかと違って、始まってしまうと気持ちの良いぐらいスカスカ進んでいく。
よく特番のNG集なんかでテイク4とかやってるが俺の体験したムコ殿の収録では役者による失敗は皆無でした。
ほとんどの場合『テスト→本番』で終わってしまうのだ。
一発OKなど当たり前のように起こっている。
 
そんなわけでスタッフの迅速な作業で次々と機材が組まれていく中、助監督さんらしい人物がエキストラの元へやってきた。
もうムコ殿レギュラーの俺にとっては見慣れた人物と言うこともあってその次の行動も手に取るようにわかる。俺らの中から使う人を選抜しに来たのだ。
そしてその手には松葉杖と偽ギブスが。
 
 
 
 
 
じっと俺のことを見つめる助監督さん。
 
 
 
 
 
次の瞬間左足を骨折した
 
 
 
三浦君が誕生した!
 
 
 
 
 
大役なのかわからぬまま位置につく。
正直俺は生まれて此の方骨折などしたことが無かったので松葉杖の使い方なんか知らない。
フラフラしながらも撮影に臨み無事最初の出番終了。
初めての松葉杖。少し練習したらすぐにスイスイ歩けるようになりました。
もう俺大暴走!走る!走る!
 
 
 
 
 
マネージャーに怒られる
 
 
 
 
 
今日は竹内結子以外にはじいちゃん役の宇津井健とカメラマン役の野村宏伸と鈴木杏樹がいました。
どうやら今日撮影しているのは最終回のもう最後の方のシーンらしく、鈴木杏樹を除く3人は全ての撮影を終了とのことで花束贈呈にインタビュー等を行い拍手の中去っていきました。
真面目に今日ほどやってて良いと思った日はないです。
 
結局今回の撮影は22時ぐらいまでかかると聞いていたのにスタッフ様のおかげで何と18時に終了してしまい、自給にしておよそ1200円!
しかし電車賃ゲッソリ。


収録は無事終了した。
出口を間違えながらも俺ともう1人は恵比寿駅へと向かう。
収録開始前から何故かつきまとわれている子供がまだついてくる。
 
そしてこの子供、5歳にも関わらず何故か腰の入ったキックを全力で打ってきたのだ!
だが俺はもう成人だ。
こんな子供のおふざけに腹を立てていては大人げ無いというものだ。
 
がしかし容赦無い攻撃が俺を襲い続ける。何故俺なんだ。
そしてその生意気な5才児は俺にこう言った。
 
 
 
 
 
5才児「ねぇねぇ」
 
 
 
 
 
俺「ん?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5才児「漢字読める?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺「・・・・・・・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺「読めるけど書けない
 
 
 
当たり前じゃん。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺は大人だから怒らない怒らない。
 
 
 
 
 
決して5才児の目の前でフライデーの
 
 
 
ヌード写真を見てやるような悪い大人
 
 
 
なんかじゃないさ。
 
 
 
 
 
今日もニコニコ三浦君がっくし。

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