それは雨が降り頻る昼下がりのことだった。
俺はポップンミュージックな曲にのせ、今日2枚目である落書きCGを楽しんでいた。
その時、ドアのチャイムが鳴る。
母はさっき出かけたばっか。そんな早くに帰ってくるはずがない。
「どうせまたどっかのセールスとかなんかだろ、軽く追い返してやる」
そう思い俺は玄関に向かいそのドアを開けるのだった。
ガチャ
俺「はい~?」
見ると何やらそれっぽいいい年のオジサマが立っているではないか。
そしてそのオジサマはなにやらコートの内側に手を伸ばし何か手帳のような物を取り出した。
オジサマ「あのー、わたくし警察の○○というものです」
俺「違う!俺じゃない!
確かに女子高生好きで
最近小さなカメラ買って
今日ちょっとコンビニで盗撮
しちゃおうかな~とか思ったけど
断じてそんな事はしてないー!!」
俺「は、はぁ。何ですか?」
(以下略)
結局その刑事は俺を逮捕しに来たわけじゃなく、選挙の不正なビラが配られたりしてないか1件1件廻って捜索していたみたいです。
でも最近は、警察手帳なんざ簡単に偽造出来てしまうし、そんな本物知らない市民に一瞬見せただけじゃ証拠にも何にもならないので、色々俺の上手くもない会話術で探りを入れてやりましたさ。
結局刑事っぽかったけど怪しいままうちの住所とか聞いて去っていきました。
ていうか入口に書いてあるだろボケ。
さてここで「俺が何故最終的に刑事かと思ったか」を説明しよう。
1:住所とか電話番号を聞くぐらいならハローページ見た方が速い。
2:何を聞いてもしっかり応答。
3:コートだから。
まったく警察ってのはいきなり来るとビビりますよマジで。
本当に事件か逮捕かと思ったもんよ。
まあ次来た時は間違いなく逮捕だろうけどな。
そして再び作業に戻る三浦君でした~♪
それから数十分後。そろそろ母が帰ってくる時間だ。
ピンポ~ン
俺「はい~?」
ガチャ
オニイサマ「あのー、わたくし警察の○○
俺「逮捕か?!」(泣笑)
警察の頭の悪さを実感した今日この頃。
きちんと配分しろ警察。
コメントを残す