先日、無事新刊の原稿を印刷所に入稿できた三浦くん。あとは5月5日のコミティア当日に会場でのご対面を待つばかりである。
久々に暇と言うものが出来た。そんなわけで緊急企画!
「映画を見に行こう」(普通に行けよ)
さあそうと決まればさっそく見る映画を決めなくては!
さすがに田舎と言えどもよっぽどマイナーでない限りはやっている。
そんなわけでとりあえず今話題の映画を絞り込んでみることにした。
・あらゆるファンタジー小説、ゲーム、映画の原点として知られ、その設定だけに10年以上もかかってしまっているファンタジー小説『指輪物語』を全3部作で映画化した、「ロード・オブ・ザ・リング」
・ディズニーの最新作で、トイストーリーなどの製作でも知られるピクサー社による製作のあのハリーポッターをけちょんけちょんにしてた辛口の井筒監督もCMで絶賛してた心温まる(らしい)フルCGアニメ、「モンスターズ・インク」
・グラディエーターでアカデミー最優秀主演男優賞を受賞した名優ラッセル・クロウの最新主演作である「ビューティフル・マインド」
・誰でも知ってるであろう82年公開の普及の名作を最新CG技術やリマスタリングサウンドに加え、シーンの追加などもし再上映の「E.T.20周年アニバーサリー特別篇」
・トム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦として挑んだ最後の作品「アザーズ」
そんなわけで俺は数々の映画から今自分が一番見たいであろう映画を選び抜いた。
クレヨンしんちゃん
なんか「お前アホだろ」とか心に突き刺さる声がどこかから聞こえてくるような気がするが、そんなの気にせず出発だ!
そんなわけで愛車モンキーにまたがった俺は、隣町の千と千尋を見た映画館まで直行した。なにげに寝坊してもう時間が無かったのだ。もちろんご飯は食べていない。
そして映画館。館内で食べようとセブンイレブンでパンを2個買った俺はさっそく映画館のある地下に下りていった。実は上の階にも大きいのがあるのだが、残念ながら小さい方になってしまったようだ。東京に行けばここの数倍はあるであろうスクリーンでこち亀がやっている。
地下に下りるとさっそく券売所。前ではGWを満喫しているくさい親子がチケットを購入している。そんなわけで俺もそれに引き続きチケットを買おうとしたら「しんちゃんでよろしいですか?」と確認されアイアンクローかましたろうかと目論むが無視して館内へ。
するとそこにはなんと行列が!
今までこの映画館では見たことの無いくらいの人がいるではないか!
ハッキリ言って顔だけリアルな劇場版ファイナルファンタジーよりも多いのは確か。
見ただけでも館内のイスが全部うまってしまうのでは?と思うくらいの凄い列です。
若者は俺一人でした
見渡す限り子供子供子供、親親親。
前の上映が終わるまでその列に並んでいる間にも後方にはどんどん人がたまっていき、売り場の外で待つ客も出てしまうくらいになってしまっていた。
この後も若者は誰一人として来ることはなかった。
そんなどうしょうもない状況がしばらく続き、それまでやってた回の上映が終了。
扉からはやはりGW満喫な親子がゾロゾロと出てくる。今並んでるのもそうだが、その子供の全てが小学生以下といった感じだ。
何故か一人だけ今風の若者だった。
その急ぎ足で出ていく姿を見て、今の自分と照らし合わせてみようと思ったが、首吊りそうなんでやめておくことにする。
そんなわけで館内は親子でほぼ満員。うるさいぐらい賑やかな場所となったところで上映スタート!
さすがクレしん。最初から笑いどころ満載で場内が笑い声で満たされている。
だがやはり子供であろうとその雰囲気と言う物は伝わるのだろう。緊迫のシーンによっては誰一人声を出さない状況になる。
そして色々あり映画終了。
子供たちは「ふー、終わった」といった感じで平然と映画館を後にしていく中
一人だけボロ泣きの若者が出てきたのは内緒だ。
そんな一日。マジ泣くってアレ。
コメントを残す