バイクのキーなくした!!
それは出先での出来事でした。
まだ銀行と本屋しか行ってません。半袖です。
そうやって探している間にも陽がどんどん暮れていきます。
何度も言います。半袖です。
行った場所が2ヶ所しか無く、その間をウロウロ探し、本屋の行った全ての階で落し物が無かったか聞きました。でもありません。
そうしている間に夜になってしまいました。半袖です。寒いです。
物を落としてしまった → いくら探しても無い
こうなったら行く場所に行って聞いてみるしかない!
そしてあの黒と白のツートンカラーな場所へボクはへっぴり腰で行きました。
上野動物園警察へ。
ところが警察で紛失届け出そうとしたんですがダメだったんですわ。
なんでも、バイクのメットインの中に入っちゃってる可能性があるものは遺失とはできないから駄目ですよーって。
だから仕方なく中を確認するために鍵屋さんを呼びました。
ひょっとしたら中に鍵が入っちゃってるかもしれない!
電話帳をめくり、他の業者が8000円のところを5000円~という業者さんを発見!
そんなわけでさっそく電話。
俺「いくらですか(´∀`)」
鍵屋「6800円です」
俺「ありません(´∀`)」
終了
しかし俺はこんなことではあきらめない!家に帰りたい!何より寒い!
そんなわけで値切り交渉開始。
俺「お金ください。お金5000円しかないんですけど、下げてもらえませんかね?」
鍵屋「んー、明日なら大丈夫なんですが・・・」
俺「じゃあ明日改めて電話します」
ああ駄目か。そうだよな。世の中お金なんだよ。
そう思い携帯を切ろうと思った時、鍵屋はこう出た。
鍵屋「小銭とかかき集めていくらくらい持ってますか?」
俺「んー、ちょっと待ってください。・・・・・・・・・5700円ですね。」
鍵屋「じゃあその値段でやりますよ。」
・・・なんだこの展開は。ひょっとして悪徳業者か?!
結局頼みましたが心の中はドキドキです。
職業病とも言えそうな妄想がどんどん膨らみます。
黒くてごっつい車がやってきて案内してくれとボクを乗せそのまま奥地の山中まで連れ去ってナイフでブスー!ガソリンまいてボワー!さよなら地球!
とか
黒くてごっつい車がやってきて鍵は開けたものの高額な要求されて払えなくて身包みはがされてナイフでブスー!東京湾にドボー!さよなら地球!
とか
とにかく色々想像してしまいました。
そんなことをしてる間に相手が指定の場所に到着したっぽく、そこへ向かうことに。
そして鍵屋の白のワンボックスカーの中の人を見たとき俺はこう思った。
勝てる!よかった普通の鍵屋さんだ~~(T∀T)
そんなこんなで鍵オープン。ちゃんと5700円で開けてくれました。
鍵はありませんでした。
さらに鍵屋は続けた。
鍵屋「全部込み1万円で鍵お作りしますよ?」
俺「お願いします_| ̄|○」
どうやらこの鍵屋さんはちゃんと名前もある所っぽく、ちゃっちゃと鍵を作ってくれたんですが、やはり犯罪に手を貸す可能性のある職業。こっちが自賠責の書類なんかを持ってなかったので聞かれました
「本当にご自分のですよね?」
ボクは答えた。
「すいません、隣のでした。本当です。」
そんなこんなでようやく帰宅。痛い出費だったぜ。
スペア作っておけば良かったです。
これも経験経験。働こう。
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