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国宝

2011-02-24 00:40:46 日記

松本城

城!城!

先週末となりますが、国宝に指定されている松本城へと行ってきました。今回は高速バスを使ったのだけれど、高速乗って運転してくれて、こっちはぐだーっと到着を待つだけなのにこのお値段?!と、前回のアレは一体何だったのだというリーズナブルさ。

いや、あれはあれで楽しかったけれどバイクなんて走っていな(以下略

松本城

神奈川県内に小田原城という城があった気がするのはさておき、初めて間近で見る城。あれ…思ったより小さい?

きっと背景に広がる3,000メートル級のアルプスな山々が壮大すぎるからだ。無ければこの城はきっと大きい。そう感じるに違いない。

新宿駅西口

この日の出発は新宿から。なんとなくな脳内では、真ん中のビルくらい高いイメージでした。

黒門

とりあえず入場せねば始まらない。さすがオフシーズンど真ん中の午前中。誰もいない!混んでいるときは入場待ちの大行列と聞いているので色々と安心。並ぶの苦手。

黒門

入ってまずお出迎えしてくれたのが黒門。こちらは櫓門(一の門)と呼ばれ、その名の通り、上に櫓がある門だとか。先の入場したところが高麗門(二の門)でいいのかな。

写真を撮っている一の門と二の門の間の場所が枡形と呼ばれていて、出陣の際に兵が集まる場所だそうな。アッパレで野原家の車が待機していた場所に違いない。

本丸御殿跡

門をくぐると広がる庭園のような場所。ここは御殿跡で、城主の居所と政庁を兼ねた政治の中枢部だったようです。

焼かれて無くなったのか?と思ったら、案の定焼かれて無くなったようで。ここにあったよーと瓦で象ってありました。

松本城入口

さあそして本丸最後の砦となる天守閣。ほら、近くで見ると大きいぞ!高さは29.4m。

入口でスリッパに履き替え入場です。スリッパは見た目も履き心地も普通でしたが”特製”らしいです。人を叩くとよく響くに違いない。

シャチホコ

場内は主に展示場となっていて、修復の際に交換された壁とか柱とかが展示されていました。築城が500年ほど前だけれど、置いてあったのはいつのなんだろう。

火縄銃

他は主に火縄銃を初めとする鉄砲が多数展示されていました。ほんとに銃だらけ。「武器」という本を読んでいる気分になってくる。

松本城はとても鉄砲を意識した造りになっていて、ざっくり言えば「どこからでも撃てる」。三歩歩けば撃つための小窓がある。そんな感じ。

甲冑

こちらは当時(?)の鉄砲頭の具足。右側の図解のおっちゃんの顔が仕事で疲れたサラリーマン風だった。そうか…当時からそうなのか…

階段

きつい。階段がきつい。勾配がきつい。よく都内の古い建物にある足場の狭い急階段並。

六階に登る階段

こちらは4階から5階へと上る天守で最も急な階段。一段が足下から膝まであり、上から見るとほぼ垂直に見えます。坂道は45度で壁に見えると聞いたことがあるけれど、60度となるこの階段はまさに壁でした。

最上階

天守6階な最上階。東西南北、眺めることができるようになっていました。見えるのはビルとビルとビルですが。

二十六夜神

天井中央には二十六夜神という松本城の守護神が奉られていました。二十六夜があれそれで神様が現れてお告げがあってどうのこうのと。

月見櫓

下りのコースでこちらは月見櫓。その名の通り月見をする櫓で北・東・南がふきぬきになっていました。回縁が朱塗りだったりと他とは違った特別な趣き。

そば屋川船の穴子天そば

松本城見学が終わったところで昼食!信州といえばそば!狙いすましたかのように城の前にそば屋がある!レッツゴー!

第一印象を全く裏切らない味の穴子天そばをいただき暖を取りました。
お値段はちょっと観光地。

旧開智学校

松本城の次は重要文化財となっている旧開智学校に行くことに。これが学校だと…?自分の行ってた学校は機能美と言えば聞こえは良い、飾りっ気のないコンクリート。こんな環境で学べるなんて…格差!

天使…?

伸びやかに育った子供たちは天使のような…

子供はかわいい。子供はかわいい。隠せるものを思わず造形してしまうほどかわいい。

旧開智学校校内

校舎内。扉に施された彫刻もさることながら、空間全てのレベルが違う。廊下広っ。

旧開智学校階段

階段。小学校の階段。日本最初期の小学校だから気合いが入っていたのか、すごい。踊り場から下までジャンプなんてやんちゃな真似できなそう。

旧開智学校教室

教室内。教室として再現されているのは1部屋だけで、他は資料が展示してありました。

旧開智学校教科書など

この部屋の後ろ半分には当時の学生が描いた絵や教科書が。教科書は作画見本のようなものがあるだけで、説明文は簡潔なものだけ。模写をするための資料的なものだったのかな。

松本オルガン

これは松本オルガンというものらしいです。松本発祥なのかなと思ったら、「千葉出身の松本さんが作った松本楽器製造所のオルガン」とのことでした。それ以外は書いていなかったけれど名前つながり?

明治天皇御座所

明治天皇御座所。休憩所として使われていたようで、床は他の教室とは違い竹編みになっていました。なんだかソワソワしてしまいそうだ。

旧開智学校講堂

こちらは最も特徴的とされる講堂。まさかステンドグラスとシャンデリアにお目にかかれるとは思わなかった。以前は音楽室として使われていたんだとか。

見て回れるのは現存している部分だけ、つまり以前はもっと大きかったようで、水害で崩れてしまったんだとか。その当時の写真も飾ってあったりで見応えは十分でした。とにかく綺麗。

なわて通り商店街看板

もはや定番コースしか回らないぞという勢いで、次はなわて通り商店街へ。

ガマ侍

カエルをシンボルとしている通り入口には、東京芸大寄贈のがまざむらい像が。発泡スチロール製でした。

なわて通り商店街

風情のある町並み。妙に小綺麗で作った感があるかなと思ったら2001年に全面改装されていたようです。主にここから次の四柱神社までの店が賑わっている感じでした。黒電話売ってた。

四柱神社

四柱神社。地図を広げたら鳩に襲われた。

あがたの森公園

一旦駅の方まで戻り東へ。あがたの森公園に到着。のんびりすることに。

ヒマラヤ杉

ヒマラヤ杉の並木が印象的で、思わず登って座ったり、ブランコを作りたくなるような形に手入れされていました。

アオサギ

池ではバードウォッチング大会。鳩、マガモ、カルガモ。他にも名前がわからないスズメ科っぽい鳥がたくさん。そして日光浴で干からびそうな亀。双眼鏡かズームレンズが欲しい…!

アオサギ、ひょっとしたら初めて見たかもしれない。

ハイウェイバス

こんな感じで松本観光は終了。もっと廻れる場所はあるけれど、一回だとこのくらいでお腹いっぱいです。

次は何処へ行こうか、長野は諏訪湖あたりかな。その後は西へ行こうか北へ行こうか。その前に南の方へ行くでしょうが。

旅行が楽しくなって参りました。

諏訪湖SAから

諏訪湖サービスエリアから。ツーリングで来ようと思ったのに見ちゃったよ…!

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