鍾 乳 洞 だ !
ふと思い立って日曜日に行ってきました。奥多摩にある関東最大と名高い日原鍾乳洞というところになります。八王子のちょっと奥ぐらいのイメージで出かけたので思った以上に時間がかかってしまいました。
朝早くに出かけたのに国道16号は大混雑。滝山街道に入ってからは割と快走でしたが長い長い。やっと麓の日原街道に到着で一休み。
適当に写真をパシャパシャ。釣りとかキャンプとかに良さそう。
橋の反対側。自然は良いなあ。
日原街道に入ってから約10kmほど山道を走ると鍾乳洞に到着です。二輪は駐車用のスペース(?)が設けられていました。Googleマップのストリートビューで確認済み!…ってここまで来たのかあの怪しい車は。
見上げればそこには切り立った岩壁が。
さすがに写真だとどう撮ってもこぢんまり。今にも落石しそうでおそろしや。
左側の建物で入場券を購入。通常600円のところがインターネット割引券を使うと500円に。でもその場合入場券が印刷物からただのレシートになります。
入り口手前には鍾乳洞の説明書きが。撮るだけ撮って読んでいないという体たらく。
鍾乳洞入り口。中からは白い煙がモワンモワンと。温度差がすごそうです。
いざ鍾乳洞に潜入!寒い!
中は基本的にひんやりしっとり。ただでさえ滴っているのに雨の後はもっと凄いそうです。
各所のそれっぽい場所にはそれっぽい名前が。さあ地獄へ行こうかboy。
奥に進むにつれてまさに洞窟!といった感じになってきました。
こちらは旧道と呼ばれている方の最深部あたり。一気に空間が開けて「すごい!ひろい!」という感じに。光の演出も良かったです。
洞窟の奥には縁結びの観音様が。
果たして縁結びのために来たという人はいるのだろうか…?
旧道まではどこも足場がしっかりと作られていて、滑りそうとか、あまり恐さは無い感じです。
縁結び観音とは違う方向へ行くと十二薬師が奉られていました。
明治の探検者「なにこれすげえ鍾乳石!ポキポキッ」
イタズラしてはいけません。
さらに奥もあるようですが悪路のため進入禁止となっていました。まだまだ解放されていないエリアがあるようです。
洞窟の全長は800mほどあるようですが、そんなにほいほいと進めるわけではないのでかなり長く感じます。旧道を戻り新道方面へ。
ちょっと顔っぽく見える岩。
右奥には弘法大師学問所という場所が。修行の場だったそうな。
新道はかなり急勾配な感じでほとんど階段で構成されていました。
ぶら下げてあったランプが良い感じ。
どこまで続くんだろう。
奥へ奥へ、洞窟内に作られた人工的な足場がなかなか素敵。
ようやく鍾乳石エリアへ到着。悪戯防止のためと思われる柵で覆われていました。延々登りだったので自分も周りもぜえぜえハアハア。
おお、鍾乳ってる!
ここもそれぞれ名前がつけられていました。これは白滝。真っ先にスーパーの白いやつが思い浮かんだのは秘密で。
金剛杖。恐らく太いから。
白衣観音。鍾乳石というより石筍がメインかな?
鍾乳石エリアが終わると登った分一気に下り。
旧道と新道で随分足場のイメージが違います。
意外とすぐに出口付近までたどり着けました。鳩胸…ソワソワッ
どこを撮っても画になります。
所要時間はおよそ1時間、ようやく戻ってきました!気が付けば10時過ぎあたりから随分混み合ってきていたなあ。
中が随分涼しかったので外に出た瞬間は程よい暖かさ。でもすぐ汗だく。さすが猛暑。
なんだか画面がぼやけているぞ?と思ったら温度差で全てのレンズが曇りっぱなし。拭いても拭いてもすぐ曇る。暖めなければ。
行きは多少曇っていましたが鍾乳洞から出た時には快晴も良いところ。適当に風景でも撮りながら帰ることに。まだ午前中だぞひゃっほい。
日原街道に入ってから随分進んだところにも集落が。商店とかがある雰囲気では無かったけれど、郵便局や派出所はきちんとありました。とてものどかで良いです。
どこを見渡しても良い景色。
至る所に落石注意の看板が。そういえば道中、倒木が道を半分塞いでいました。危険が危ない。
滝山街道に着いてからは行きに来た道を戻る予定が戻れるわけもなく必至で国道16号へ。
なんだか滑走路や迷彩服の人がいるぞ?と思ったら米軍横田基地でした。エアフォースという文字を見て無条件で格好良さを感じてしまった不思議。
行きも帰りも3時間。朝6時ぐらいに出たのでおやつ時ぐらいに帰ってこれました。日原鍾乳洞はどちらかといえば鍾乳石より洞窟の探索を楽しむ感じなのかな?写真じゃ伝わらない秘境のような楽しさ満載だったので良かったです。
出来れば次は岩手の氷渡みたいな鍾乳石が拝める場所に行きたいなあ。どこか近くにないだろうか。探してみようそうしよう。
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