慣れっていうのは恐いもんで、ビームに行った熱が冷めてきました。
まあ誰にでもありうることなんだけど結構くせもの。
俺はなにげにボイスレコーダーで会話内容を録音しておいたので冷めてきたら聴くことにしてます。
もう6・7回聞いたかな。冷めやす~!
ところで23日の日記に競争率200倍って書いたけど、けっこう低いかもしんないです。
よく知らないけどコナミは毎年10000人中に数人とかなんとか。そう考えただけでも低いです。
俺はまだ20歳。大学でいえば3年生になる前で、大学生は2年も後に就職難な世に出るかと考えたら
俺はやっぱり頑張らなくちゃならないと思いますよ。
ここでビームでデビューできないようだったら、もし漫画家をあきらめて就職しようとしても出来ないかもしれないし。
やっぱまだまだ甘ちゃんですな、俺。
・・・・・・やっぱりこれは日記じゃない(-_-;)。
今日は夜に起きました!あー、ダメダメー!
とりあえず扉絵をちゃちゃっと描く。どこかにありそうな絵になる。
漫画を描く前に手をなれさせるには最適かと俺は思うんよ。あと今日は漫画を描くんかなー。
・・・いや、めんどくさいから昨日のとまとめて昼につけてるんよね今。
んー、それにしても22日からずっと頭痛がひどいや。吐き気もするけどキャベジンで何とかなってます。
頭は今日ももちろん痛い。そして浜さん。ニコニコ。
『やりたいこと伝えたいこと』
ビーム編集部行ってきました!いや、以前アスキーの頃に行った時より大きくなってたような感じ。
そんなわけで30分前に到着。友達にメール攻撃をして時間をつぶし、10分前に入る。
入って右手に社員食堂らしきものがあり感心。よくわからないが感心。
そして2階の受付に行って編集長をおねがいし、10分ほど待つ。
なにげに小さな会社(大手出版社と比べ)と思っていたのに受付があったから驚いたなー。
フラッパーは受付無いし編集部に土足で踏み入れられるもんなー。殺人おきても知らんで。
そんなわけでなにやら編集長ではない見慣れた顔が登場。Hさんだ。
挨拶を済ませ早速作品を見せる。持っていったのは計5本。んで計23P。・・・少ない。
批評をビシビシ受けました。フラッパー真っ青なほど受けました。でも何故かうれし。
批評内容はちょっくら秘密です。とにかくわかっているけど気付かなかった基本的なことを言われました。
でもやっぱり俺の思ってたとうり、きちんとした考えを持っているという印象を受けましたよ。
そして俺は1つ罠をはる。5本の内にフラッパーに入稿して取り戻せてない原稿のコピーを混ぜておきました。
まあ罠っていうか何も知らない状況でどれだけ差のある批評をくれるのか知りたかったんで。
そして全部読み終わったHさんは真っ先にフラッパー原稿を指摘。
・・・・・・フラッパー、てめー!!(^_^;) まあちょっとそんな気分。
そんでもってKさんと作ったということを言い、Kさんについてねほりはほり聞き出しました。
「ずぼらなのか」みたいな事を全体を通して訴えたらHさんは「そんな人じゃなかったけどなー」と言う。
一体Kには何があったんかな?気になるなー。
んで途中編集長が目の前を通る。
Hさん「O村さ~ん、言っといてくださいよ~」
編集長「Wo~w!」
・・・・・・・・・・・・やっぱりこういう人なんだ。
まあそんなわけで総合評価は5段階評価で2ぐらいかな?それより低いかも。
ちゃんとしたプロ意識っていうものについてあれこれ教えてもらいましたよ。
俺はこれから200倍の競争率を勝ちぬかなきゃならないのね(^_^)。
頑張るぞー!目指せ一番!ていうか一番じゃなきゃ載らないっちゅーの!
1時間ちょいぐらいだったかして編集部を出る。俺はニコニコ。
前から人が来る。四角い人が来る。ファミ通編集長エンターブレイン社長の浜さんが一人で手ぶらで迫ってくる。
俺さらにニコニコ。っていうかマジやばかった!笑うってあれは!
別に変じゃないんだけどさ。
いやもう冬も終わって暖かくなったもんでモンキーで走る。
隣町に行くのにものすごい迂回して3㎞のところを20㎞ぐらいで行きました。
んでもって何故かドトールでアイスコーヒー(L)を頼んで2時間くらい。
アイスティーを人間の心として分析したのでした。あー、次の漫画のネタです。
しっかし隣に座った2人組が面白かった。森さん話。
「森さーん、次のご予定は?」
「ゴルフだ」
・・・・・・使える。
漫画を描く。とにかく描く。でも下書き。
終わんねー!
手塚治虫はすごい。
漫画家をやっていくうえで必要なものは才能。もちろんそれまで培ってきたものを総合したものだ。
そしてその才能を消費しながらやってくものだと思っている。
通常連載終了時の漫画家というのはその才能をかなり消費ていると俺は思う。
長期連載をしている漫画家というのは自分がやめたいと言ったところで簡単にやめさせてもらえるわけではない。
やはり長期連載ともなっているだけの人気が雑誌の発行部数と微妙に絡み合い
それが編集者を動かし作家さんに対し頭を下げさせてるのだと思う。もちろんそこには金のカステラも。
そうするとやはり作家さんは連載を続け、次にやろうとしてる話までをも盛り込んで
今連載しているものを続けなくてはならなくなる。
良い例としては鳥山明あたり。ドラゴンボールもフリーザが終わった辺りからおかしくなり始めているのがわかる。
もう設定の限界を超えてるのに人気が後押しして連載を止められなかった例だと俺は思う。
裏話でそこにつまれた連載継続料とでもいうのだろうかお金は5億とも聞きました。
もちろん話を作るのは原作付きでない限りは作家さんです。
話が作れなくなった時が漫画家人生の最後なら、漫画家の才能は話を作る能力だと俺は思う。
話を作る能力が才能だといえるなら手塚治虫はものすごい才能の持ち主ではなかったのだろうか?
違う話をあれだけたくさん書いて、それで死ぬ間際まで漫画と格闘しつづけられる姿勢。
俺には信じられない話です。
それだけ話を作れた原動力はやはりその頭の良さだったのだと俺は思います。
今は昔と違い漫画家人口が増えすぎてその競争率もすさまじいです。
仮にデビューできてもすぐに消えていく漫画家も少なくはないと思っています。
その原因にやはりアマチュア漫画家人口の数が関係してくると思います。
とりあえず俺も含め今の漫画家志望の人たちは早いデビューを一般的には望みます。
それが故にストーリーを作るのに集中し勉強を疎かにしがちだと俺は思ってます。
もちろん井の中の蛙的な考えですが、良い漫画を描きつづけたい、他より良い漫画を描きたいと
思うのであれば漫画を描くから勉強するってだけではなく勉強したから漫画を描くという作業も必要だと俺は思います。
後者の方が後々漫画を描くに当たっては楽だと思うけど今の人にそんなこと言っても無駄かな?俺含め。
ちなみにここで言う勉強は本読んだりする以外に「人生経験」も含みます。
あー、支離滅裂~?
日記
2時頃ビームに電話。ビームへの持ち込み初めてかと聞かれ初めてだと言ったらO村編集長が見てくれることになりました。
半ば望んでいたとはいえ俺の漫画を見るにはもったいなさすぎる方です。
うん、マジ険しい漫画道になりそうだ。金曜日の2時・・・・・・行ってきます。はぁ~~。
「井の中の蛙大海を知らず」
そんな言葉が身にしみた日でした。
まあこういう言葉はプロが言ってこそ効力を発揮するものであって
まだデビューもしてない俺が言うとプロになれないアマチュアが言うひがみでしかなくなってしまうワケで。
まあ若者に向けて言った場合フォローとしてだか「若気の至り」という言葉が存在するが
これは言いかえれば「世間知らず」というのではないだろうか?
なんにせよちょっと担当がついたとかそのくらいであーだこーだ言わない方が良いかも。
俺的に何回も経験済みだけどね。まあ若気の至りってことで。
・・・・・・これは日記か?
そ、そんな・・・
「マンガの描き方」。漫画家を目指す人であれば一冊は持っているであろうグラフィック社の本である。
暇なのでキングソロモンの秘宝だかを見るのやめて久々に読んでみた。
今回読んだのはマンガの描き方の1歩手前(?)の「さあマンガを描こう」
しっかしこれがあなどれん。俺が今になって「わっからんなー」と思ってたことが満載!
クラスのみんなで悩んでた見開き原稿作成時の裁ち切り位置とかしっかり載ってるし。
こんなところで漫画技法書に助けられるとは思ってもみなかったです。
「漫画を描くのに必要な物」って最初に書いてある本もけっこう捨てたもんじゃないですよ。
絵は上手くないんだけれどね。デッサンの狂いを直すとか言って直ってないしさ。
昨日帰ってからコタツで寝てしまったためすこぶる調子が悪い。
とりあえず2時ごろ起きて美容室へ行きました。
さて長い髪ともここでおさらば!目元まであった髪をバッサリで丸刈り+α~。
週末の重大(?)発表でした。けじめついたぞー!・・・・・・多分。
今日のめちゃイケは死ぬほど面白かったー!
この番組で腹抱えたのも久しぶり。
そろそろ始動の時期です。
PM3:00/コミックビーム編集部に電話
編集者?「ボソボソボソボソボソ・・・・・・」
俺「あー、コミックビーム編集部ですか」
編集者?「ボソボソボソボソボソ・・・・・・」
・・・・・・声が小さい。自宅の電話からだったからいけなかったのかなと思い
耳をすませるとそれとなく聞こえたので続けることにした。
さすがに聞こえませんとは言えない。ここは学校ではない。
俺「漫画の持ち込みしたいんですけどHさんお願いできますか?」
Hさんは一般の読者から見た編集者としてはかなり知名度の高い人である。
俺はコミティア54の移動編集部で見てはもらわなかったものの名刺はもらったのでした。
あとやっぱり一番フラッパーのあの人に近そうだと思って指名。
編集者?「Hは只今外出してまして5時ごろに戻ってきますのでこちらからお電話差し上げます」だったかな?
そんでもって携帯の電話番号を教え、5時ごろの連絡を待つことにした。
まあ案の定連絡は無し。上野で友達と飲んで語り合ったのでした。
白木屋は安いなー。