エストレヤのチェーンが2箇所固着していることが発覚したので、意を決してチェーン交換にチャレンジすることにした。チェーン固着の症状は、走行中にゴリゴリとかコツコツとか、シートやステップを通じて伝わってくる違和感。コツコツは周期的に2回ずつ、転がすだけでも若干感じるのでまあチェーンとスプロケットが若干上手く噛んでいないとかだろうと。チェーンを一コマずつ見て行ったら、外側にまるで動かないコマが2つで、打音の回数と一致。ゴリゴリ抵抗がある感触はリトルカブのチェーンにガタが来た時と同じ症状。
もう3万キロ近いし、前のオーナーが交換しているかも不明のため、原因がチェーンでなくても交換するメリットはあるでしょうきっと。
エストレヤのチェーンはリトルカブのノンシール・クリップジョイントなものとは異なるため専用工具が必要。本当はショップに頼もうと思ったけれど、Amazonさんを見ていたらセールだろうか、D.I.Dの520VX2 S&S(シルバー)102Lが3000円以下でお買い得って札が付いている…。謎の海外製チェーンカッター・かしめツールも同じくらい。技術向上を目論み、では自分でやってみようという流れ。
チェーンカッター・かしめツールは説明書も無かったので、Youtubeで「MINIMOTO チェーンカッター&かしめツール」という動画を参考にやってみました。
まずはピンの頭を削ると良いらしいのでチェールブを落としたら鉄工用ヤスリでゴリゴリ。百均のだけれどけっこう削れる。垂直に押し出すから外周だけ削れば良いだろうと適当にゴリゴリ。
削れた。なんだか不十分な気もするけれど良いだろう。
次にチェーンカッターを使ってピンを押し出し。
短くて太いボルトで押さえたら、セットしたカットピンを回して押し込んでいく。めがねレンチを使ったけれど、やはりラチェットハンドルを使ったほうがはるかに楽でした。
少し押し出せた。抜けるまで押し込みます。
あと一息。これでもペンチやプライヤーでは抜けないです。カットピンの回転が軽くなればチェーンカット終了。
このチェーンカッターのレビューで、「サンダー・グラインダー・リューター必須」とあったので、試しに頭を削らず抜いてみた(写真の左側ピン)。結果、この恐らく純正なチェーンに限ってはツール破損もなく普通に抜くことができました。ただ頭を削った場合に比べて力は必要だったので、確実に作業したいなら少しは削ったほうが良いのかなといった感じ。
チェーンをカットしたら新しいものに交換。手順はYoutubeにあるD.I.D公式の「D.I.D チェーン 交換編」という動画を参考に。グリスべたべた。とにかく塗りたくったら溢れた。
圧入・かしめを終えてスプロケット周りを軽く汚れを落として、張り調整・注油をしたらチェーン交換完了。想像していたよりかは簡単だったかもしれない!明日試走して、問題なければ割りピンを入れてあげよう。
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