シグマの50mm F1.4 EX DG HSM(ペンタックス用)という単焦点レンズを買ってみました。なんとまあ大きい…!K-30につけるとご覧の通りの大迫力。フルサイズ使いの知り合いの方も「でけー!」の一言です。
定期的に部品ごとに塗装の仕様変更があるとは聞いていたけれど、自分が購入したのはレンズキャップがさらに新しいデザインのものに変わっていました。
フィルター計は純正ではお目にかかれない気がする異例の77mm。正面からだと本体が見えない。もう笑うしかない。
側面。金色ラインでさりげない高級感。K-30の独特なペンタ部含む造形と素敵なマッチング度合。主観だけれどとにかく格好良いです。大きいけれどその分構えたときは安定。ピントリングは重めで、じわじわ合わせるのには向いています。
明るいレンズなので、開放付近だとピントがとても薄い。身体が少し揺れただけでもずれてしまう。そうかそんな時の三脚。まるで使っていない。
少し離れた被写体も簡単に浮かせてくれます。
ボケはとても綺麗だと感じる。滑らかで騒がしくない。
一方、絞れば非常にメキメキ。
とにかく素直で安定した画が出てくる印象。
逆にあっさり目なので物足りなく感じる人もいると思う。絵画というより製図というイメージ。
画がしっかりしていると加工しても良い仕上がりです。
うずらのトメ。ミルまっしぐら。
換算76.5mmの距離は、だいたい見たままの大きさでファインダーに映るので「今見ているこの感じ!」というイメージがつかみやすいです。
もっと良いと思われる選択肢はあったけれど、この冒険心をくすぐる仕様に一目惚れ。素直で高い描写力も合わせ、所有欲は十二分に満たしてくれています。これで一本持って散歩するのも楽しくなりそう。さあ練習だ。旅に出よう。
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