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房総半島ツーリング

2019-08-02 23:21:54 オートバイ, 日記

8月1日、妻と房総半島(千葉県)までツーリングへ。
前回は9年前の2010年5月1日、初めに乗っていたエストレヤRSで。九十九里浜の砂でスリップしてステップ折ったのが懐かしい。手助けしてくれた少年ありがとう(今更)
妻は房総半島は初めてなので、今回も同じようなコースでまわります。

定番っぽい観光ルートで、久里浜港(神奈川県) → 金谷港(千葉県) とフェリーを楽しみ、初めに向かったのは房総最西端の洲埼灯台。

駐車場からは少し歩き、木陰に身を守られながら階段を登ります。

灯台の真下まで到着。1919年(大正8年)に点灯を始め、令和元年の今年でちょうど100周年のようです!すばらしい!

灯台内部には入れないので展望台から。
ちょうど相模湾から東京湾までを見渡せる位置。でもあまりの暑さで海上はかすみ、神奈川県のほんの一部しか見えませんでした。少し残念。冬場に来たら色々とよく見えそうかな。

続いては野島崎灯台。こちらは先ほどの灯台よりもさらに歴史は古く慶応2年(1866年)!江戸幕府の時代から。
関東大震災でレンガ造りであった前身は倒壊し、現在の鉄筋作りとなったそうな。

こちらも駐車場から灯台まではしばらく徒歩。綺麗で広々とした公園や沢山の飲食店など、ずいぶんと整っていて観光しやすい印象でした。

辺りには溶岩石?のようなものもちらほら。その岩を寝床にするかのように生える植物の営みがまた面白いです。

灯台の足元まで到着。こちらは参観料を支払い登ることができます。
見学できる灯台は全国16ほどだそうで。あまり多くはないのですね。知らなかった!

登った。高所恐怖症の自分にはなかなか!でも頑張る。

三浦半島みたいな岩肌の地形ですね。歩くと楽しいところ。

千葉県に火山は聞いたこと無いなとこの辺りの地形について調べてみたら、県指定の天然記念物で、枕状溶岩というものらしい。
海底火山の噴出物が長い年月をかけ移動してきたものだそうで、プレートが折り重なる日本ならでは。ためになった!

続いては道の駅ローズマリー公園。これはぜひ寄らなくてはというお名前。ツーリングマップルにも解説があるぞ。

今まで見てきた道の駅の中でも珍しい気がするイギリス風。花の季節に来たら綺麗そう。
その名の通り、ローズマリーは沢山の花を咲かせていて綺麗でした。

後方に建設中はマンションかな。どうか是非ともイギリス風でありますように。

裏のいちご農園の脇にあるテイクアウトカフェ「ちいさなおうち」でいただくオーガニックないちごミルク。甘さ控えめで素材の良さが際立ちとても美味しい!

併せて頂いたハーブ水もほんのりとした香りがとても爽やかで美味しかったです。癒やしのひととき。

帰り際、店主と看板犬を囲み暫しの談笑。とても楽しかった。ほっこりした。

ちょうど時間はお昼時を少し回ったところ。
今回の主目的であるくじら料理を頂きに「ぴーまん」というお店まで参りました。雰囲気のある綺麗な地元食堂の雰囲気。

隣接する「櫟(いちい)」というお店も同じサイトに載っていたのでオーナーさんは同じかな?ぴーまんと異なり宴会できる広さがあるお店のようです。

たまになので定番を頂きましょう!ということでくじら御膳の黒滝。

手前の竜田揚げがツチクジラ、それ以外がミンククジラ。竜田揚げとカツはとても好みの味付けでご飯がすすむ!お刺身などもとても美味しくいただけました。さすが専門店。

親の話に出てくる給食のくじらイメージを払拭させる美味しさ。妻も感激でよかったよかった。百聞は一食にしかず。

今年の調査捕鯨で捕れるツチクジラは26頭。そのうちの貴重な一部。ありがたや。

お腹が満たされたところで早めの帰路へ。最終目的地である大山千枚田まで。
鴨川富山線(県道89号)と鴨川保田線(県道34号線/長狭街道)を利用してみましたが、どこもこれまで走ってきた海沿いとはがらりと変わっての農業地帯。
変わる景色にいつまでも楽しく走れます。

大山千枚田へ到着!
記憶にしか残せない広大な風景。心地が良かったです。

流石のうだる暑さの中、こまめな休憩を挟みつつ、のどかな県道をひたすら西へ。
スタート地点の金谷港へ到着!

ぎりぎり出港に間に合いそうでしたが、休憩したかったので1時間後の次の便へ。

ツーリングといえばソフトクリーム。
涼しい店内で頂くびわソフトが疲れた体に染み渡る。
とても美味しくいただけました。満足。

このあとフェリーで久里浜まで戻り、楽しい思い出も吹き飛びそうな恐ろしい鎌倉渋滞を抜け必死の帰宅。

房総半島、久しぶりで以前の記憶もおぼろげでしたが、とても走りやすい道ばかりでとても良かった。
平日に行ったおかげもあってか、各ポイントでものんびりとした雰囲気で過ごすことができました。

日帰りでもう少し足を伸ばすもあり、泊まりで銚子方面を目指すもあり、また楽しいバイク旅行を計画してみようと思います。

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