随分前に作ったアニメ塗りのやり方。今でもこの場合の塗り方はほとんど変わっていないのでアップアップ。使用ツールはPhotoshop5.0Jです。
まず下絵が描けたら200dpiぐらいでスキャン。等倍で印刷予定なら300とか350とか。
自動レベル調整すると大体濃くなるのでやってみる。
トーンカーブ、または明るさ・コントラスト系列の値を調整して小さいゴミを飛ばす。
残ったゴミは手作業で取る。取り終わったら線画だけ別レイヤーに。
線画化アクションは最近のPhotoshopでも使えるようなので別エントリでアップしておきます。
パーツ分のレイヤーを作って配色。
後でいくらでもいじれるので適当に。
ここでのレイヤー構成は「線画・髪・肌・服・目とかそのへん」
順番は上に来るパーツが上とか。
消しゴムではみ出ている部分を消す。
ここだけは一応しっかりとやっておく。
色の入ってるレイヤーを「選択範囲を読み込む」で「レイヤー名/透明部分」のチャンネルを読み込んでいって新しく作ったレイヤー(乗算)上で適当な色で塗りつぶす。
「色調補正→色相・彩度」で↑で塗りつぶした色を好みの色に変更。
18禁のゲームとかはよくこんな感じの紫っぽい色を使っている。
消しゴムで影となる部分だけ残して消していく。
服の青の部分は元々青緑だったけど、色が気に入ったのでそのまま。
新規レイヤー(覆い焼き)を作ってハイライト作成。
全ての作業共通で、パーツのレイヤーから「選択範囲を読み込む」とかで範囲を呼び出して個別にやると楽。
ぼやけたペンでグラデーションを入れたりしてみると意外と綺麗に見えるらしい。
ここで平面っぽい所にもそれとなく影っぽいグラデを入れてみる。
新規レイヤー作って墨を入れてみるとガッチリした感じに!別にやらなくてもOK。原画でペン入れしてある場合は恐らく不要。
これで完成!!
塗ってる最中色が変だと思ったらその都度「色相・彩度」とかで手直しを。
エフェクト入れなければほとんどこれで描けるので便利ですよん。
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